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くらし守る

【12・12・01】吉井英勝前衆院議員を迎えて「即時原発ゼロ トークカフェ☆」〜河江明美比例予定候補、大野ひろみつ愛知1区予定候補もご挨拶

   12月1日、原発の危険性を国会で一貫して追及してきた吉井英勝衆院議員を迎えての「即時原発ゼロ トークカフェ☆」を開催しました。私は小田前恵子さんと一緒に司会を務めさせていただきました。

 寒いなかでしたが、会場いっぱいの多くの皆さんに参加していただき、本当にありがとうございました!!

 カフェのようにざっくばらんに話し合いができるようにと「トークカフェ」という名前をつけました。本当にお茶だけで、すいませんでした。
 どんなカフェだろうという点で期待していた方はいないと思いますが・・・(笑)

   
 主催者あいさつで河江明美比例予定候補は、三重県で原発を建設させないように現地の漁師さんたちに「日本共産党が言いにくいことを全部いってくれた。ありがとう」と言われるくらいがんばったことなど述べました。断念させた時には、推進側からけじめをつけると切った指が反対派のところに送られてきたエピソードには驚愕の声がもれました。                                                                                                                                                                                                                                                                                          

   チェルノブイリの事故が起き、こんなことを日本で起こさせてはいけないと原発センターを立ち上げて事務局長としてずっと原発反対の運動に取り組んできた大野ひろみつ衆院愛知1区予定候補からは、自身も三重県の原発反対に取り組んできて、中電による様々な嫌がらせも名古屋で記者会見をして、表沙汰にして大ぴらにできなくさせてきたことなど話し、総選挙勝利の決意を述べました。 

 吉井英勝前衆院議員は、「〜原発をなくすにはどうしたらいいの?『福島原発事故の検証とこれからのエネルギー政策の展望』」と題して1時間ほど講演されました。

 吉井さんの主なお話の骨子

1.福島第一原発事故は収束していない。
・・・政府は終息宣言をした理由として「冷温停止状態」になっているからと言っている。しかし、燃料棒が溶け出し、核燃料棒がどこにいったのかわからない、中に入って調べることもできない現状。「冷温停止」ではなく「冷温停止状態」という言葉をつくってごまかしている。
・・・16万人もの方々が家に帰れず避難している。放射性崩壊の時間が長いものが放出されたから、自然放射線量(年間約1ミリシーベルト)まで下がるのにどれだけの時間がかかるか、地域ごとにまだよくわからない。

2.福島第一原発事故は何故起こったのかを改めて明確にする
・・・菅総理も東電・清水社長も「想定外の地震・津波」だと主張。しかし、想定外ではない。津波対策の重要性についての指摘はこれまでに何度もあったし、東電自身が認識していた。EX.2006年1月に米国で開催された原子力工学国際会議で東電の技術者が福島原発への津波の危険度を評価・報告していた。また、2008年、東電社内で福島第一原発・第二原発における津波評価・対策が検討され、敷地南部でO.P.+15.7という想定津波高も想定していた。しかし、コストがかかるからと対策を怠った。

3.政府、国会、民間の「事故調査委員会」のポイント
・・・国会事故調査委員会の「報告書」では「想定外」に「津波主因説」は誤り、「自然災害でなく人災だ」と明確にしている。
・・・水素爆発も想定できていた。
・・・圧力を抜くこと、海水など水をとにかく入れ続け、何がなんでも燃料棒の頭が出ないようにしなければいけなかったのに、海水をいれると廃炉にしなければいけないために、海水注入がおくれた。減価償却が終わった16年目以降の原発は、電力会社にとってドル箱だから、もうけのために判断・実行が遅れ、深刻な事故につながった。
・・・吉井英勝前衆院議員は、安倍内閣のときはじめ自公政権にも、民主・社民・国民新党の政権のときも、原発でも全電源喪失による冷却機能消失と炉心溶融が生じることについて危険性を再三国会質問していた。しかし、各政権の答弁は以下の通り。こうした対応をしてきたことへの反省をまずするべき。
◆「原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期している」(2006年12月22日/安倍内閣の政府答弁書)
◆「燃料が破損、放射能が外部に放出されるという事態に、設計の段階で安全評価をして、そういう事態に至らないようまず確認するというのが一番の基本」(2006年10月27日衆院内閣委員会/鈴木篤之原子力安全委員会委員長)
◆「多重防護でしっかり事故を防いでいく、メルトダウンを起こさないさまざまな仕組みをつくっている」(2010年4月9日衆院経済産業委員会/直嶋正行経済産業大臣)←トヨタ労組出身の国会議員です。(トヨタやその関連企業に働いている皆さんもトヨタ労組がおすから投票するのではなく、自分の頭でよく考えて投票していただきたです。)
・・・原子力災害時、総理大臣には原子力災害対策特別措置法に基づいて圧力をさげること、海水注入させる命令の権限があったが、菅総理はちゃんと対応できなかった。

・・・吉井さんは、各国の主要海外メディアからも取材を受けた。海外メディアから言われることは「何故、東電は秘密主義なのか」ということ。そこに「原発利益共同体」という財界の枢軸が関わっていることを説明してきた。「原発利益共同体」とは、電力会社、原発メーカー、ゼネコン、素材供給メーカー(新日鉄、太平洋セメントなど)、メガバンクなどの財界中枢の大企業で構成している。
・・・大企業や労働組合が政党・政治屋に献金。政治屋のもとで官僚が動く。研究費で大学もゆがめられ、広告費でマスコミもゆがめられてきた。原発交付金で原発立地自治体は誘導されてきた。
・・・原子力村というが、汚職の先物取引の天下りなども問題だが、そこだけに眼を奪われてはいけない。本丸の財界の中枢が原発を推進していることを忘れてはいけない。

・・・原子力損害賠償支援機構による賠償支援の方法をつくったが、結局、税金と電気料金で東電とメガバンクを救済する仕組みとなっている。

4.原発コストの実態と解決の道―地域経済再生に結びつけた再生可能エネルギー
・・・政府の試算では、原発は5.3円/
キロワットでもっとも安いとなっているが、税金投入も含めた立命館大学の大島教授の試算では、10。68円/キロワット。事故の全面賠償を入れて計算すると数十円/キロワットとなる。
・・・地域独占と総括原価方式を打ち破る
・・・東電はオマーン産のLNGをセルト社(東電子会社と三菱商事が出資)から調達。セルト社は、アメリカ軍などとも関係がある三菱商事には2ドル/
100万BTU(イギリスの熱量単位)で売り、東電には18ドル/100万BTU(イギリスの熱量単位)で売っている。9倍も日本向けには高く売っている。適正価格にさせることが必要。ここにも総括原価方式が絡んでいる。高くかっても、電気料金に上乗せできるので、東電のもうけも多くなる仕組み。
・・・再生可能エネルギーを爆発的に増やしていく必要がある。地熱では世界3位の資源量、世界平平均2倍の降雨量で小水力発電もできる。国土面積の7割は森林などある。地域の実情に応じた再生可能エネルギーの取り組みを行っていく。中小企業、農林漁業と結びつけることにより、地域に仕事、雇用、所得が生まれる。地域経済の再生につながる。
・・・再生可能エネルギー固定買い取り法が7月1日から施行。しかし、電気料金に0.22円/
キロワット上乗せで徴収している。共産党は、原発推進に使われている電源開発促進税(電気代から0.375円/キロワット負担させられている。年間約3500億円)などを利用して電気料金に転嫁させない修正案提起)
・・・香川県多度津町にあった世界一の大型振動台を小泉改革で売却してしまったために、コンピュータ解析と老朽化した実際の原発の実証実験の値とをつきあわせて、評価すること自体ができていない実態。

5.地震列島で原発を続けていいのか。
・・・図をしめしながら、地震が集中しているところに原発を立地している日本の異常さを浮き彫りに

6.放射能汚染から子どもを守る―チェルノブイリ、ツヴェンテンドルフ原発調査から
・・・オーストリアのツヴェンテンドルフ原発は稼働前に国民投票が行われ50.47%の反対(賛成49.53%)で動かさないまま観光資源になっている。フィリピンのバターン原発も動かさないで観光資源に。原発を動かさないところは、動かさないようにエネルギー政策をちゃんととっている。

7.1960年安保・三井三池闘争では産炭地域経済を守る運動も
・・・アメリカの石油メジャーのエネルギー支配ですすめられた炭坑つぶし。移行の際には産炭地域振興法で地域経済を守る方策をとらせた。原発立地についてもそうした新法をつくり廃炉にしていく。実際にやっている自治体や国に学んで再生可能エネルギーの爆発的普及で地域経済を再生していこう。

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 感想が寄せられましたので、一部ご紹介いたします!!

◆電力会社、鉄鋼会社、コンクリート会社、原発メーカー、ゼネコン、メガバンクなど原発を推進している本丸の「原発利益共同体」の話など聞けてよかったです。
◆原発についての知識をもっと勉強しなければ!と痛感しました。また、こういった勉強会等、誘っていただけると、嬉しいです。
◆昨日の「即時原発ゼロ トークカフェ☆」吉井前衆院議員のお話「議員引退後のことは選挙が終わってから考えます。議員はその職務に専念すべきで『その後』のことを考えては職務は果たせない」旨のことを仰ってましたが、ビシッと筋が通っているなと関心しました。
◆ 昨日の「即時原発ゼロ トークカフェ☆」お疲れ様でした。吉井英勝前衆院議員が古稀を迎えて議員を引退されると聞いて驚きました。ボケとツッコミが同居するようなホンワカ・トークを間近で聞けて良かったです。
◆ トークカフェ、関西弁(京都弁?)混じりのお話にあっという間に3時間がたって(^^。
◆吉井さんの今後が気になってつい、質問してしまいました。しかし「現職中はモチベーションを下げない為に引退後の事は考えないんですよ」というのが誠実な人柄を示していて益々ファンになってしまいました。

 皆さん、本当にありがとうございました!!

   ツイッターのお友達がトークカフェに来てくださり、撮ってくださいました。
 脱原発癒し系キャラクターの「どんちゃん」と一緒に!

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